(レビュー)ヨッシーアイランドDS 感想

ヨッシーアイランドDSは2007年にDSで発売されたゲーム。ヨッシーアイランドの続編で、マリオ以外の赤ちゃんたちも加わりにぎやかになった作品。

評価はB(佳作)

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評価点

5人のベビィのアクション

マリオ以外にもピーチ、ドンキー、ワリオ、クッパが使えるようになった。ルイージは泣いてもいい。5人ともそれぞれ固有のアクションが用意されていて、うまく使って攻略していくのは楽しい。特にドンキーは攻撃力高めで敵を倒していくと爽快感がある。タマゴがバウンドしなくなるため万能キャラとまでは言えず、しっかりキャラクター間のバランスは取れている。

歯ごたえのある難易度

前作とくらべるとDSになったことで上画面も使用するようになりやや難易度は上昇している。さすがに小学生くらいの人だと厳しいかもしれないがそれ以上の年齢層なら初心者でもめげずにがんばれば十分クリア可能な難易度である。やりごたえという点では前作以上であり、クリアできれば結構達成感がある。

もちろんステージで100点をとるのは非常に難しく、アクションゲームに自信がある人でも楽しめる難易度。

敵キャラの観察

ヨッシーパークという施設で敵キャラを観察できる。よくあるモンスター図鑑のようなものだが、かわいらしいキャラも多めなシリーズなのでこれはありがたい。

問題点

ベビィの使用制限

ワリオとクッパはすべてのステージで使うことができない。一応背負ったまま他のステージに行けば彼らを本来使えないステージに持ち越すことはできるが特定のベビィでないと突破できない仕掛けも多く、やはり前ステージで使うことは困難なまま。

5人使えるということをプッシュしていただけに使用制限があるのは残念である。

拍子抜けなシナリオ

アクションゲームなのでシナリオはあって無きようなものかもしれないが問題あり。

ラスボスの正体があまりにもお粗末である。クッパは仲間とわかっていたためカメックあたりがラスボスになるかと思いきや…。あまりにもいつも通りの展開にかえって裏を突かれた気もするが、もうちょっとひねりがほしいところである。

前作でできて今作でできない変更点が多い

続編というと普通は様々な要素がバージョンアップしていくものだが今作はなぜか劣化した点も多いのが残念。乗り物の数も減っているし、ステージ自体も前作より少ない。

とくにアイテムの廃止は個人的にやめてほしかった。これを使うと100点をとるのにかなり役立ったのだが…。

まとめ

前作と比べると劣化した点もあり、問題点も多くなってしまっているが基本の基本に関してはしっかり作られており、ゲームとしては遊べる作品。

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