(レビュー)ドンキーコング64  感想

ドンキーコング64 は1999年にN64で発売されたゲーム。メモリー拡張パックを使用する変わったゲームだった。

ジャンルはアクション
評価A(名作)

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評価点

グラフィック

3Dグラフィックであり、たぶん64の中ではかなり良い方だと思う。拡張パックを使うだけはある。最新期には及ばないが今プレイしても「キツイな」とは思わないレベル。2Dアクションとは違った面白さを出すのによく貢献している。ホラーっぽい演出がなぜか多いのでその雰囲気を倍増させるのにも役立っている。

やりこみ要素

進行に必要なゴールデンバナナは200本以上あり、ステージ自体も結構広いのでプレイのやりごたえは抜群。それ以外にもカメラで撮影するフェアリー等様々な収集アイテムがある。ゴールデンバナナは探すのに結構苦労するものもある反面、ラスボスと戦うだけなら100本でよいのでラスボス前に詰むことはあまりないと思う。

プロのRTAでも100パーセントクリアに5時間30以上かかるようなので攻略サイトを一切みない完全初見プレイならコンプリートに100時間近くはかかると思うので骨太である。

キャラクター

5匹のコングが使用可能。しっかり性能差があり、そもそも特定のキャラでなければとることができないアイテムが多いので不要になるキャラはいない。ただボス戦も(正規だと)使えるキャラが固定なのは少しさびしい。なお壁抜けすればどのキャラでも戦える模様。

面白いバグ

本来なら問題点に書かれる内容であるが意図しなければ発生することはほぼなく、プレイヤーに有利、もしくは笑えるバクばかりである。

ドンキーが空に浮かび上がるムーンキックやあらゆる場所で壁抜けされるところ、5面ボスの突然の死は腹筋クラッシャーであると言える。

繰り返すが意図しなければまずおこらないのでバグゲーというわけではない。

問題点

一部のミニゲームが理不尽

「ノーティおとし」という敵キャラを穴に追い込んでおとすミニゲームがあるがノーティが穴の前でやたら踏ん張るせいで意味不明な難易度になる。攻略法がよくわからんので運ゲーを疑うレベルである。その他にも魚の腹の中でターゲットを破壊するミニゲームや各種レースなどは難易度が高い。かなり簡単に手に入るゴールデンバナナもある一方で苦労してこれらのミニゲームをクリアしても同じ価値のゴールデンバナナ一本しかもらえないので悲しい。

なぜかアーケード版と思われる昔のドンキーコングをクリアしなければならない仕掛けがある。これも激ムズである。しょせんミニゲームなので上達を感じたとしても次に生かせる場面はなく高難易度が良い方向に作用していない。

上記のようにアクションが苦手な人だと投げざるを得ないようなものもある。

操作性

通常の操作性自体は悪くないが、一部の乗り物に乗っているときは操作が若干難しい。乗り物に載る機会はそこそこあるので地味に効いてくる。

処理落ちが激しいので動きが突然もっさりすることがあるのもマイナス…だが処理落ちを利用した壁抜けもあるらしいので世界は広いなぁと感心した覚えがある。

ステージ内の移動はワープパネルが使えるのでできるだけ楽にしようという努力は垣間見える。

まとめ

アクションゲームとしての出来は良いしグラフィックもN64ということを考慮すればきれいなレベルである。

ただ難易度が高いので下手な人がプレイすると地獄を見るかもしれない。

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