(レビュー)スーパードンキーコング 感想

スーパードンキーコングは1994年にSFCで発売されたゲーム。グラフィックが非常によく、アクション性もばっちりなバランスのとれたゲームだと思う。

評価はA(名作)

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評価点

グラフィックがきれい

「いうてスーファミだから大したことないっしょ?」と思うのはちょっと待ってほしい。このゲームはスーファミとは思えないほどグラフィックが良い。はっきり言って現代でも十分みられるレベル。1994年にこのクオリティという驚きを考慮すれば下手な最近のゲームよりグラで感動できるはずである。

キャラクターの動きも違和感なく、背景も細かく作られている。全く手抜きを感じられない職人芸には素直に称賛せざるを得ない。

アクション性

アクションのバリエーションが結構豊富である。そもそもドンキーとディディ―と2人(2匹)で冒険し、アクションも異なっている。パワー系のドンキーと小回りの利くディディ―とで差別化もできていて、どちらかが不要になっているわけではない。ローリングで敵を倒していくのもよし、チマチマ敵をよけていくのもよしとプレイスタイルも千差万別である。

普通の地上ステージだけでなく、ヨコスクロールアクションおなじみの水中面があったり、トロッコ等乗り物に乗ったり「アニマルフレンド」で別の動物の手を借りたりとプレイヤーをできるだけ飽きさせない努力が随所に感じられる。

BGM

クオリティは最高クラス。どれもステージの雰囲気にピッタリである。とくにラスボス戦は最初はぬるく、だんだん攻撃が激しくなっていくのがうまく表現されていてかなり好きである。あと敵を倒した時のSEがやけにリアルで気合が入っている?

このゲームのサントラは2019年現在とてつもないプレミアがついているがそれも納得である。

問題点

セーブの仕様が不親切で難易度が高い

レトロゲームにありがちであるがセーブが自由にできない。ステージを進めセーブポイントにたどり着くか、エリア移動ができる施設にたどり着き別のエリアでセーブしなければセーブはできない。この仕様の所為でゲームオーバーになり、その面の最初からやり直しということが何度も起きる。結構難しいゲームなので誰もが通る道である。残機を保存できないことも難易度上昇に拍車をかけている。

特に4面は異常に難しい。雪山のステージだが、セーブができるようになるまで遠く、軽く10回はゲームオーバーの画面を見させられたと思う。難しいステージを突破して喜んでもその次のステージでミスりゲームオーバーになることもあるためかなりつらい。

まとめ

非常にハイクオリティなアクションゲーム。ドンキー自体は有名キャラクターだが難易度が高いためアクションが苦手な人には少々厳しいように感じられるがプレイして損はないゲームである。

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