(レビュー)ポケモン剣盾DLC 冠の雪原 感想 バドレックスがまさかの可愛い系ポケモンだった

10月に配信されたポケモンソード・シールド(剣盾)の有料DLC第2弾「冠の雪原」の感想。第一弾の鎧の孤島はこちらの記事でまとめているのでこのページは冠の雪原単体の感想となっている。

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評価点

追加キャラクター

人数は多くないがぶっちゃけDLCのキャラにしておくのはもったいないくらい。無能臭漂うおっさんのピオニーは伝説のポケモンを連れていくとユーモアあるコメントが聞けて個人的にツボだった。なぜか睡眠に関することばかりだったが…。

おそらく一番発売前後で評判を上げたのはメインの伝説ポケモンであるバドレックスであろう。発売前はダサいダサいの大合唱であったが、実際にプレイしてみるとポンコツで小さいおててが可愛いキャラだったとは。悪の組織に利用されなんやかんや主人公がゲットするというパターンが多かったので伝説のポケモン、いえすべてのポケモンのなかでもトップクラスにコイからみがあったはず。バドレックスぬいぐるみ買おうか迷う。

追加ポケモンに関して旧作ポケモンは伝説が中心だがガブリアスはじめ人気のある一般のポケモンもそこそこ復帰している。またとある幻のポケモンがORASのデオキシス以来の伝説ポケモンへの降格をしていて通常プレイでゲットできる。

むろんすべてのポケモンが登場できなかったのは残念である。9世代で復帰できることを願うばかりだ。

オシャボはじめ貴重なアイテム

ウルトラボールやドリームボールが極めて面倒な条件はあるものの複数入手可能になった。またマスターボールも追加で1つもらえる上に冠の雪原では貴重なアイテムがそこら中にゴロゴロ落ちてる。きのみもナゾノミなど珍しいものが解禁されかなりの大判ぶるまい。夢特性に変えられるアイテムも登場したので思い入れのあるポケモンのとくせいをかえられるのはうれしい。

後述するダイマックスアドベンチャーは捕獲率100パーセントなのでボールさえあればオシャボ厳選自体は極めて楽にでき、色違い出現確率も1パーセントと通常エンカウントよりはるかに高いためコレクター需要を理解していると言えそうだ。

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不満点

ダイマックスアドベンチャー

今作では伝説のポケモンを捕まえるのにはダイマックスアドベンチャーというダイマックスポケモンを倒すイベントをこなさねばならない。だがこれが難しいうえに面倒。前作のウルトラワープライドもだるかったがなぜこんな使用に?

レンタルポケモンを使って挑むため過去作のバトルファクトリーのような運ゲーである。とくにステータスが高く、全体攻撃持ちのポケモンは運が悪いと全く歯が立たずにやられることも。根本的にボスのポケモンが何かは始めて見ないと分からない(一度会って敗北すると名指しで再挑戦可能)ので誰と会うかも運ゲーである。一度捕まえたポケモンは再捕獲できないがボスとして再登場する可能性はあるため目当てのポケモンと会うのは難しい。とにかく運ゲー。

ソロプレイでは通常のダイマックス戦同様、AIが足を引っ張るし通信だと放置などマナーの悪いプレイヤーがたまーに存在する。

BGM

追加されたBGMのクオリティは問題ない。むしろガラル三鳥戦なんかは歴代BGM含めても好きな部類だ。増田氏が制作に復帰したという噂もうなずける。

惜しかったのは過去作の伝説ポケモンと戦う際のBGMがレジ系除きすべて当時の専用BGMを没収されてしまったことだ。ORASやUSUMでは専用BGMが用意されていただけに余計に残念に感じる。

とくにBWのビリジオンら三闘はレジ系同様ダイマックスアドベンチャーではなくフィールドでエンカウントする仕様にもかかわらず通常戦なのは理解に苦しむ。というかレジ系は3世代以降皆勤賞で必ず専用BGMも用意されるほど優遇されている。対戦ではあまり使われないので製作者にレジ推しがいるのだろう。

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まとめ

ダイマックスアドベンチャーがひたすら面倒。一度捕獲したポケモンは出現率を大幅に下げるとかレンタルポケモンをもっと強いものにするとかいった工夫がほしかった。まぁバドレックスたそが可愛いのでセーフ。ウルトラボールに入れようとしたら死にそうになったけど。

わりとボロクソ言っているがなんだかんだ楽しんでるしレアアイテムの放出、過去作ポケモンの再登場もあるので鎧の孤島と合わせてファンだったらぜひとも買うべきだとは思う。

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