(レビュー)サルゲッチュ2感想

サルゲッチュ2は2002年発売のPS2用ゲーム。サルゲッチュ1の正統進化という感じの作品。
ジャンルはアクション
評価A(名作)

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評価点

1よりも進化したゲーム性

前作同様サルを捕まえるというゲーム目的は継続。前作よりもガチャメカの数が3種類増加しアクション性はより豊かになっている(問題点もあるが)。

操作性も向上しメニューを開かなくてもガチャメカ登録ボタンを押すことでメカの交代ができるように便利になった。カメラワークも改善され、普通にプレイしていれば気になることはほとんどないと思う。

ピポサルの数も大幅に増加し300匹に。ピポサルの特徴も一新され白パンツの警戒心が下がったり、赤パンツの攻撃法も格闘戦に変更されている。ただし一部例外もあり後半のステージでは従来通りミサイルと銃で武装し、強力な攻撃をするサルもいる。油断は禁物。

とはいえ多くのピポサルに関しては全体的に前作より弱体化していて主人公の体力も事実上増加されたこともあり難易度的にはやや簡単な部類に落ち着いた。初心者にはよりとっつきやすくなっている。

ウッキーファイブといったボスキャラも追加され数ステージごとにボス戦が挿入されるように。ウッキーファイブもキャラが濃く印象に残る連中ばかりでプレイヤーを飽きさせない。そのほかにも虹色パンツのピポサルも追加されサルのバリエーションは大幅に増加しています。

1つのステージに登場するピポサルの量も増加し前作よりもボリュームはアップ。

強化された収集要素

ステージ上のチップを集めるとランダムで設定資料やミニゲームが手に入り、これがなかなか面白い。資料にはコロコロコミックで連載されていた後藤英貴氏の漫画もあり。見る価値はある。ミニゲームはダンスでBON! 、ドッジサッカー フットサル、ウッキークライマーの3種類。
ダンスでBON! 、ドッジサッカー フットサルは面白く、とくに後者ははまると数時間は抜け出せなること間違いなし。

達成率には影響するがシナリオ進行には影響を与えないので強制されているわけではないので取り組むことができる。

問題点

ボス戦時の仕様

ボス戦が通常ステージクリア後すぐに始まるため残機0のまま挑むとゲームオーバーになりやすい。とくに初見時には悲劇が起こりやすい。本作はゲームオーバーで前回セーブまで戻るのでこまめにセーブするべきかも。

追加されたガチャメカ

追加されたガチャメカの使いどころがあまりよろしくない。サルをバナナでおびき寄せる、サルの武器を破壊するといった機能もあるが仕掛けをとくのに使用する場面が多く、後半になると微妙にめんどくなる。とくにミズテッポーは使わずともごり押せるところが多く存在意義が薄い。

理不尽勝不快なミニゲーム

ミニゲームのウッキークライマーでミスをするとハカセやナツミに煽られ地味にうざい。難易度が高いので基本的に何度も死んで覚えるゲームなので繰り返し煽られることになる。流石にイライラしてくる。

まとめ

PS2になったことでボリュームやグラフィックは向上した一方でそうなったがゆえに面倒になった部分もある。シナリオもコミカルで前作とは雰囲気が異なりますが正統進化とみなすことはできるだろう。

個人的には1、3のほうが好きだがシリーズが気に入った人はぜひプレイしてほしい作品。

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