(レビュー)サルゲッチュ3 感想

サルゲッチュ3は2005年にPS2で発売されたサルゲッチュシリーズの3作目。そして現時点での最終作(外伝は発売されたことがある)。

ジャンルはアクション
評価A(名作)

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評価点

女主人公とへんしんの追加

シリーズ初の女性主人公のサヤカはキャラデザもよい。サヤカでプレイすると難易度も低下するというメリットがあり、初心者でも安心(まあそんなことせんでも難易度は低いんだけど)。

へんしんは使用制限もあるが非常に強力でサルを捕まえる爽快感はアップ。
同時に複数ゲッチュできたときはなおさら気分がよくなり、目標数以上のサルを捕まえることも可能。管理人はへんしんのなかでは無限に滞空することもできるゲッチュマンが一番好き。

フリープレイ

フリープレイで同じステージを繰り返し遊ぶことができる。過去作では同じステージをタイムアタック以外で遊ぶことは基本的にできなかったので何回でもサルを捕まえられるのはありがたい。フリープレイ中は事実上へんしんの制限時間もないので無双プレイもできる。

もちろん重体通りタイムアタックも存在する。

ボリュームの増加

前作以上にボリュームは増加。ノルマ20匹のステージも登場している。初代は8匹が限度だったことを考えるとすさまじい。サルの種類も追加(虹色扱い。新しいパンツの色は追加されていない)され、スパイダーマンサルなど面白いサルも多い。

またパスワードを入力すれば隠しサルが出現。前作の追加ディスクによるサルと違い現在でもググればパスワードは見つかるので心配は無用。

骨太なミニゲーム

前作から変更された3種類のミニゲームはどれも楽しめる出来でシリーズで最高。とくにメサルギアソリッドはあのメタルギアソリッドとのコラボしたゲーム。難易度はゲーム本編とは違って高く、それなりにやりごたえがあります。

シナリオのコミカルさ

1は結構シリアスだったが本作は2以上にコミカル一辺倒。スペクターの野望が発覚した時の何とも言えない雰囲気は必見。シリアスが好きな人には向かないがサルゲッチュでシリアスを楽しみたい人はサルバトーレ、ミリオンモンキーズをプレイ!(露骨な宣伝)。

問題点

難易度が低い

へんしんが強すぎるのでゲームが得意な人には初見でもかなりヌルイと思う。へんしんの制限もアイテム購入で緩和できてしまうので終盤はなおさら。サルが怒ってこちらのガチャメカを奪うという行動が追加されたが焼け石に水でどうあがいても前作よりも簡単。

またラスボスと本作追加キャラの敵幹部、トモウキがクソザコで歯ごたえがない。そこそこ強いボスもいないわけではないがやはり全体的にボスも弱くやりごたえという点ではスケールダウン気味。俺TUEEEEEプレイができると割り切ることもできるが…。

一部ガチャメカの劣化・リストラやへんしんの格差

前作で追加されたガチャメカはすべて削除され1から存在していたマジックパンチも廃止されたのはファンとして少し悲しかった。とはいえへんしん無双なのでもし続投していても出番は限られただろうことは想像がつく。そのほかにもパチンガーの爆裂玉、誘導玉がステージ上で補給できなくなったことやオヨゲッチャーで自由に水中をもぐることができなくなったのはアクションの幅を狭めてしまっている。

へんしんも一部にはステージギミックを解くためだけに存在するような使い勝手が悪いものがあり微妙。前作のガチャメカと比べてあまり進歩していない。

まとめ

残念ながらサルゲッチュシリーズの最終作となってしまっている本作。難易度は低いが非常におもしろい作品。1や2を気に入っている人なら必ず楽しめる。

管理人はサルゲッチュシリーズの新作を待っているのだが…リメイクでもいいからでないかなぁ。

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