(ポケモンダイレクト)ポケモン剣盾DLCという革命(鎧の孤島・冠の雪原)

前回の記事で有料DLC(ダウンロードコンテンツ)は絶対にないといったな…あれは嘘だ!

本当にすみません。弁明させてもらうと史上初のことだったので全く予想外でした。今回は有料DLCがポケモン界に与える影響を考えてみたいと思います。

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反DLC主義の終焉

ポケモンシリーズは今までDLCには極めて否定的なシリーズでした。技術的に不可能だった初代や金銀時代は仕方がないとしてもシリーズが3DSに移行してもなおバグ修正以外はかたくなに追加しようとはしなかったのです。メガガルーラのような強すぎるキャラに対するバランス調整さえも行わなかったため反DLCの方針は徹底していたといえます。この方針はユーザーの間でも暗黙の了解として知れ渡っており、実際に今回のポケモンダイレクトで有料DLCの予想をしていた人は極めて少なかったです。

しかしポケモン剣盾において有料DLCの発売が発表されました。かたくなに拒否してきたDLCの追加…これは長年の伝統を破壊する革命的な事項です。私はポケモンシリーズはどちらかと言えば保守的なシリーズと考えているので先例にないことをするとは思わずめっちゃ驚きましたw

ユーザーもこれ以後はポケモンシリーズでDLCが配信される可能性があると考える必要があるでしょう。ポケモンシリーズは先例通りに動くことが多いので今回のDLCが9世代以降の新たな常識になる可能性は高いです。

マイチェン主義の終焉

今回のDLCはDLCの存在そのものも革命的だと言えますがもう一つの側面があります。それはポケモンシリーズにおけるマイナーチェンジ版が明確に否定されたことです。ポケモンダイレクト内でも「同じ地方を舞台にした新作とは異なる」と述べられていたことから明らかです。XYを除いて必ず発売されてきたマイチェン(BW2は続編としての要素が強い)がDLCによって代替されることになったのです。もちろん剣盾のマイチェンは発売しないと言ったわけではないですがDLCの「冠の雪原」が秋配信のため今年の本編はDLCでしのぐことが決定的です。世代の周期は3年であるため8世代は来年しか残っていませんがこちらに関してはDPリメイクか金銀の再リメイク(残念ながらピカブイ方式だろう!)が濃厚。つまりガラル地方の冒険はどうあがいても今年いっぱいが限界です。

今回のDLCは新シナリオ・新ポケモンが中心となることが予想されるため既存のポケモンやキャラクターを掘り下げるならマイナーチェンジ版のほうが良かったかもしれません。剣盾シナリオはまだ釈然としない部分も多いですし。DLCとマイチェンどちらが優れているかは現段階で判断はできませんがお約束であったマイチェンが事実上否定されたのは大きいです。

 

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